ブログ担当のFです。
気温が、かなり下がってきて、感染症の季節になってきましたね。
風邪やインフルエンザには、気を付けたいものです。
今回も厚労省の資料、WHOの資料を基に書かせていただきます。
前回は、新型コロナウイルスは、風邪の一種であることを厚労省が認めているということを書かせていただきました。
まだ、読まれていない方は、こちらでどうぞ!
さて、今回は、新型コロナウイルスはどうやって診断されるのかについて書きたいと思います。
結論から書きます。
新型コロナウイルス感染症と決めるのは、医師の裁量です!
一般的にメディアでも報道されている通り、新型コロナ感染者と断定される根拠は、
PCR検査と考えて良さそうです。
良さそうというのは、検査をしないで新型コロナ感染者と言われている人も存在する事実があるからです。
この件については、後日書くことにして、今回は、PCR検査について一緒に考えていきましょう。
そもそもPCR検査は、1993年キャリー・マリスという免疫学者が、ウイルスの塩基配列を調べるため、ウイルスの数を増幅させる方法として考案したものです。
ですので、感染症の原因となる病原菌やウイルスの種類を調べるものではありません。
つまり、PCR検査では、病気の原因となるウイルスを決めることはできないのです。
我々の主として鼻腔内の数百兆ものバクテリアやウイルスの中から、調べたいウイルスに似たものを探すという検査です。
「だったら、新型コロナウイルスが鼻腔についていたら、怖いじゃないか!!」と言われるかもしれませんね。
では、考えてみてください。
私の鼻腔に花粉が1つ付いていたら、私は花粉症でしょうか?
インフルエンザウイルスが1つ付いていたら、私はインフルエンザ患者でしょうか?
今の、新型コロナウイルス感染者と言われる人は、そういう理由で感染者と言われ、隔離され、仕事に行けなかったり、イベントは中止になり、店は閉店に追い込まれ、社会生活に支障が出ているのです。
PCR検査で陽性という結果が出た場合、新型コロナウイルス(と想定されるウイルス)が鼻腔にいるらしいということで、発症に値する数になっているかどうかは調べられませんし、調べてもいません。
また、発症に値することが「感染」ということであって、陽性=感染ということにはなりません。
更に、PCR検査は、100%の感度や特異度でもありませんから、ウイルスがいなくても陽性が出ることが少なくありません。
調べているのは、新型コロナウイルスではないかと言われている塩基配列と、検査を受ける人の体内のウイルスの塩基配列の一部が合致するかどうかを調べているに過ぎないのです。
ですので、再度書きますが、
「新型コロナウイルス感染症と診断を下すのは、医師の裁量です。」
発熱したり、頭痛などの風邪様症状が出た場合、今はPCR検査をまず行うことになります。
私の推論ですが、インフルエンザを調べるイムノクロマト法や非定型肺炎や感染性胃腸炎を疑う医師は、非常に少ないと考えられます。
ちなみに、その理由の根拠の1つは、今年世界中の多くの国で、ウイルス感染症が激減しているからです。
日本でも、今年2月からインフルエンザ患者数は、激減しました。
今回は、新型コロナウイルス感染症の診断について書かせていただきました。
では、新型コロナウイルスとは、どんなウイルスなんでしょうか?
何が怖いのでしょうか?
次回以降は、このことを書くことにしますね。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
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