スタッフブログ担当のFです。
人が生きていくために必要な事のひとつに、コミュニケーションがあります。
コミュニケーションとは、情報の伝達及びその方法。
だから、双方が言葉を同じ意味に捉えないと話が食い違ってきたり、違う結論になったりします。
例えば、日本語しか話せない人と英語しか話せない人のコミュニケーションは、なかなか難しいですよね。
そして、日本語と英語のニュアンスは、かなり違うようです。
例えば、「WEATHER」。
日本語では、「天気」と訳されて、「天気」と聞くと「好天」(天気が良いこと)をイメージします。
ところが、英語で「Weather」は、「荒天」(天候があれていること)と言う意味で、日本語と真逆の意味だったりします。
次に、「ダイエット」は、英語では「Diet」。
Dietという言葉に、痩せるという意味は全くありません。
Dietとは、「栄養バランスを整える」ということ。
だから、栄養士さんは、ダイエティシャンと言うんですもんね。
もちろん、肥満の人が栄養バランスを整えると、結果として身体が締まっていくでしょう!
健康食品のことは、ダイエタリーサプリメント。つまり、「栄養バランスを整える食品」って言う意味ですね。
そして、私がよく話題にする「メタボリック」と言う言葉。
皆さんは、どういうイメージを持つでしょうか?
メタボリックと言うカタカナ表記の英語を、どういう日本語に変換するでしょうか?
太っていること?
肥満?
〇〇(ある動物の名前)?
実は、メタボリックという言葉に、太っているという意味は全くありません。
そもそも、〇〇(ある動物)に対して、非常に失礼です(笑)
ちなみに、豚の体脂肪率は何%か、ご存知でしょうか。
豚の体脂肪率は、約15%だそうです。
私も昨年知って、びっくりしました!!
ちなみに、鶏の体脂肪率が5%、馬が8%、猫が18%、犬が25%、牛が30%だそうです。
犬が雪の中を駆け回り、猫が炬燵で丸くなる理由は、体脂肪率にあったのかもしれませんね!
さて、メタボリックですが・・・
特定健診、所謂メタボ検診に行くと、何故か胴回りを測定されます。
男性が85cmで女性が90cmが分かれ目?
もちろん、肥満が良いとは言いません。
でも、血圧が高かったり、血糖値が高かったり、コレステロール値が高くても、体型では分かりません。
現代人は、タンパク質不足の人が多いので、痩せていてメタボリックな体質の方が、益々増加傾向にあるようです。
痩せていて、体脂肪率が高く、筋肉量が少ない人は、寝たきりになるリスクが高いということで、「サルコペニア肥満」と言われ問題視されています。
反対に、筋肉系のスポーツ選手なら、ウエストが85cmを超えていても、体脂肪率は5%位だったりしますね。
脳血管疾患や心血管疾患の原因と考えられている「メタボリックシンドローム」。
ある人は、「内臓脂肪症候群」と訳します。
また、ある人は「異所性脂肪症候群」と訳します。
そして、別な人は「代謝異常症候群」と訳したりします。
当然、解釈が違うわけですから、対処方法も違ってきます。
言えることは、痩せていても安心はできないという事。
内臓脂肪や異所性脂肪が増える原因を避けること、代謝異常を起こす原因を避けることが大切だという事は、確かなようです。
細かい方法は、いろいろあるようですが、食事や運動や生活習慣が基本であることに変わりはないようですね!
今回は、健康常識の中でよく使われる言葉について書きました。
一方通行で流れるメディア情報に流されることなく、自分で調べること、自分で出来ることは自分ですることが何よりの基本になります。
メタボに関する、様々な情報は、随時 このブログでも発信していきますね!
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